Tuesday, May 9, 2023

世界の歴史(覚書)

《パレスチナvsイスラエル経緯》

サンデーモーニング 「パレスチナvsイスラエル」






世界史  第34回 トルコ革命とパレスティナ分割



《アフガニスタン経緯》

※石油産出をきっかけに、イスラム教聖地メッカのあるサウジアラビアとアメリカは結びつきが強くなる。

1978年 ソ連 アフガニスタン侵攻

1979年 サウジアラビア、メッカ占拠事件 欧米化に反対ジハード

1979年 イスラム原理主義者たちのジハードの矛先をソ連に向ける

***  アメリカCIA、ソ連のアフガニスタン侵攻対策で、イスラム過激派組織、ビン・ラディンなどを支援する。

2001年 アメリカ9.11テロ。首謀者アルカイダのビン・ラディン。陰謀論有り。

2001年 アメリカ、アルカイダのビン・ラディンを匿うアフガニスタン(タリバン政権)を侵攻

2003年 アメリカ、イラクのフセイン大統領が大量殺戮兵器(核?)保有の疑いで侵攻。結局大量殺戮兵器は見当たらず。いい大統領だったらしい。アメリカ副大統領チェイニーが石油利権を狙ってのイラク侵攻。

2004年 アルカイダからISISが分裂

2011年 アフガニスタンではなくパキスタンでビン・ラディン殺害

2011年 アメリカ軍、イラク撤退

2014年 西側連合国傀儡政権のイラク政権による民族差別が激しいため、イスラム過激派組織ISISが台頭。多くの難民を生み出す。

2017年 イスラム過激派組織ISISが遠く離れた島国フィリピン侵攻。アメリカとイスラム過激派組織ISISは繋がっている?

2021年 西側連合国傀儡政権のアフガン政府が、上級国民が汚職が激しかったため、政府軍の士気が低く、米軍退避と同時に、イスラム過激派組織タリバンが台頭。



《ウクライナ経緯》

※ソ連はアフガニスタン侵攻とチェルノブイリ原発事故の補償で経済的圧迫。ゴルバチョフがペレストロイカ等で建て直しを図るが難しく民主化の波。共産党軍にゴルバチョフは監禁されるも、デモで共産再革命失敗。次々と加盟国が独立してソ連が崩壊していく。

1991年 ウクライナがソ連から独立

2014年 マイダン革命 米手引きで(?)暴力革命 親ロシア政権倒す。バイデン大統領息子ハンター・バイデンがウクライナの天然ガス会社取締役就任

2014年 ロシアがクリミア(港)併合

2014年 ドンバス戦争開始 ミンクス協定 ウクライナ側守らない

2022年 ロシアがウクライナ侵攻

※ウクライナは黒土地帯で世界有数の穀倉地帯で有り、ロシアからヨーロッパへの石油・天然ガスパイプラインの通る主要地域。石油・天然ガスの価格・手数料にも影響する。元々、親ロシア派住民が東側に、親ヨーロッパ派住民が西側に住み綱引き激しい。





・緑の革命

→ 1940~1960年代の化学肥料の開発とそれに即した品種改良により耕作面積は変わらず作物の収量が何倍も増えた革命。世界人口増の原因。




《民主主義の成立》

16世紀  ルネサンス期 古典、自然回帰

・ルター 宗教改革 プロテスタント ゲルマン民族 (⇔ カトリック ラテン民族 イエズス会 ⇔ スラブ民族 東方正教会)


その後、18世紀

・ルソー 社会契約論

・モンテスキュー 法の精神 三権分立

と民主主義の基礎が出来る。

・18世紀ナポレオンが遠征でフランス革命の自由と平等思想を広める。

※その後18世紀後半頃からイギリスで産業革命。社会構造の転換。




《海外》

・中国

→ 文化大革命の毛沢東死後、鄧小平の改革開放による産業の近代化、市場開放を経て、WTO加盟、関税引き下げ、株式市場公開で外国資本を国内に呼び込み、安い豊富な労働力で発展した。未だに農業戸籍等社会主義的な面も残る。



・朝鮮王朝

→ 14世紀、中国・元の影響下だった高麗が2度の日本遠征元寇で痛手を受けて崩壊、軍人李成桂が朝鮮王朝を樹立。日韓併合まで約500年続く。腐敗の象徴だった仏教から身分、家族を重視する儒教の朱子学に鞍替え、統治。試験制官僚の両班(ヤンバン)(武班と文班から成る)。日本とは豊臣秀吉の2度の朝鮮出兵以来断絶してた国交も徳川家康の時代に朝鮮通信使で復活。4代目世宗大王は、漢字から読み書きしやすいハングルを導入し、文化的発展に貢献。今でも1万ウォン札に使われるなど国民的人気。



・台湾

→ 観光地九份。


・インド

→ イギリス植民地時代ヒンズー教徒とイスラム教徒の対立をイギリスが利用して分断統治されていたが、独立後インドとパキスタン(後にバングラディッシュも)分割。現在も核開発等仲が悪い。インドは、ヒンディー語が第一公用語になってはいるが多言語&多文化連邦国家。国民の8割がヒンズー教徒で、法律では一応カースト制度は禁止しているのだが、ヒンズー教(旧バラモン教)に基づくカースト制(ヴァルナ(身分制度)とジャーティ(職業集団))が根強く残る。イギリスの植民地から独立後、1960年代の緑の革命で農業生産も盛んになり、数学と英語の教育に力を入れ、自動車産業、IT産業はジャーティのカースト制度(職業選択の世襲制)から逃れられることから人気で盛んで発展。


インドのイスラム寺院

※イギリスは中国からの茶の輸入で赤字だったのでインドを通じて中国にアヘンを売った。


・トルコ

→ イスラム教。ロシアと仲悪い。日露戦争で日本がロシアに勝ったことから親日国。500年続いたオスマン帝国は、第一次世界大戦の際ロシアと敵対してドイツ側についたがアラブ人国家樹立を目論む国内の民族対立(民族主義)をロレンスにより利用され内部崩壊し敗北。戦後アラビア人入居地区はイギリスとフランスの植民地下に置かれる(イギリスは石油利権、フランスは貿易拠点狙い)。列強の不平等条約を無効にするトルコ革命が起きる。世界恐慌等で力を失ったイギリス、フランスはアラブ人入居地区の独立を認めるが、第2次世界大戦後ホロコーストでシオニズム運動が活発したユダヤ人がパレスチナにイスラエルを建国宣言。アラブ人とユダヤ人の間で第一次、第三次、第四次中東戦争勃発。西アジアやアフリカは列強ヨーロッパの引いた国境線で国が作られ民族が分かれるなど問題の多い国が多い。

※トルコと日本の友好;エルトゥールル号沈没事件

→ 列強の不平等条約に苦しむオスマン帝国が同様の立場の大日本帝国と交流を持とうとやってきたエルトゥールル号が座礁沈没遭難した際、日本人が生存者を手厚く介抱した。日本の恩はイラン・イラク戦争の際邦人のためにトルコが飛行機飛ばして救出してくれて返してくれた。日本とトルコの友好関係は続く。



・イスラエルのエルサレムとヘブロン

エルサレム;3つの宗教の聖地

ユダヤ教 → 嘆きの壁。

イスラム教 → 岩のドーム(岩の神殿)(教祖マホメットがその岩から天に昇ったとされる)。

キリスト教 → 聖墳墓教会(キリストが磔にされた地とされる。ゴルゴダの丘)。

エルサレムは180年の渡るキリスト教十字軍の遠征など争いの絶えない地。


ヘブロン;アブラハムの墓がある。アブラハム・モスクは、「ユダヤ教徒側」 と 「イスラム教徒側」に二分されている。

アブラハムはノアの洪水後、神による人類救済の出発点として選ばれ祝福された最初のユダヤ人預言者。ユダヤ教・キリスト教・イスラム教を信仰する「啓典の民」の始祖。「信仰の父」とも呼ばれるらしい。





・イラン

→ アラブ人じゃなくペルシャ人。イスラム教もシーア派。日本は原油輸入で仲が良い。核開発を中断してる。1956年に石油利権でイギリス・アメリカに楯突いてクーデターを起こされて親米化するが、1979年に再びイラン革命で反米化する。核開発してると噂。



・パキスタンとアフガニスタンの間のガンダーラ

仏教の世界的布教発祥の地。仏像やお経など出来た。

仏教はインドでブッタにより発祥し、元々小乗仏教で厳しい長い時間の修行で悟りを開くものたったが、イランの遊牧民族クシャン人がパキスタンとアフガニスタンの間くらいのガンダーラ中心にクシャン帝国を築き、(旧バラモン教)シルクロード貿易で繁栄していた時に、大乗仏教の面(6波羅;大乗仏教経典に説かれる六種類の修行 (布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧))で世界的に布教が広がる。クシャン人が信仰していたゾロアスター教(拝火宗教)が死後の世界が死者の裁判だったのに対し、大乗仏教は、善行で徳を積み、お布施をすれば天国に行けると分かり易かった。アレクサンドロス大王の遠征時にガンダーラに移民したギリシャ人の彫刻技術と相まって、1900年前くらいに仏像が作られるようになったとされる(ヘレニズム文化)。日本の仏教で火が多く登場するのは、イランの元々の宗教ゾロアスター教が色濃いとされる。

※ちなみに現代では、仏教は、死後、閻魔大王などの10人の地獄の王を経て、「六道(天道・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道)」に輪廻転生すると考えられている。地蔵菩薩は、地獄から人間の魂を救うと考えられている。


・アンコール遺跡

→ カンボジアにあり、アンコール・ワットはヒンドゥ寺院でアンコール・トムはヒンドゥと仏教の融合寺でどちらも聖なる山クーレン山の麓にある。彫刻の芸術性が素晴らしいらしい。


・モン・サン・ミシェル

→ フランス。悪魔を倒す勇気と正義の聖ミカエルの教会。設立者の司教オベールの枕元に聖ミカエルが現れ、頭蓋骨に穴を開けて存在を証明したそう。


・アイスランド

国際報道2024 「男女平等“世界一”アイスランドの取り組み」


・ジョージア


・モルドバ


・アメリカ

→ 農業はセンターピボット。本国イギリスと税などで揉めて独立戦争。イギリスのライバルのフランスの加勢で形成逆転。13州独立。その後フランスは米独立戦争による財政難でフランス市民革命、暗雲とした時代に皇帝ナポレオン登場。ナポレオンの遠征で、自由、平等の憲章(ナポレオン憲章)が広まった。自由の女神はフランスからの贈り物。



・カナダ

→ オイルサンドが見つかって石油埋蔵量世界3位。


・オーストラリア

→ イギリスの元植民地で囚人が島送りで送られていた。20世紀白豪主義を取っていたが、1979年に撤廃。多民族国家となる。鉱産エネルギー資源・農産物の輸出・観光などでアジアとの結びつきが強い。



国際報道2024 「太平洋島しょ国はいま① 中国の影響力とどう向き合う」


・フィジー


・ツバル


・ソロモン諸島


・フィリピン


・ミャンマー


・ニューカレドニア


・パナマ運河

→ アメリカが作り、1999年までアメリカ管理だった。


・マヤ文明

→ メキシコらへん。2500年も文明が続き、後にアステカ文明となる。生贄文化。鉄器が無く、石器。ヒスイ。太陽信仰、暦が正確。トウモロコシ。マヤ王国は統一王朝がなく有機的に各都市国家で出来ていて、共通言語マヤ文字でやりとりしてた。大地は巨大なワニの背中と考えてた模様。マヤ人は現代でもまだ生きてる。


・インカ文明

→ 西洋人入植まで南米のアンデス山脈で栄えた文明。じゃがいも、とうもろこし。りゃま。太陽信仰、暦が正確。マチュ・ピチュ遺跡。


・ブラジル人は黒人が多く、アルゼンチンは白人が多い理由

→ ブラジルはサトウキビのプランテーションで三角貿易でアフリカ系奴隷が連れてこられた。アルゼンチンは乾燥帯・牧草地で、畜産だったのでヨーロッパ系貧民が移住した。一方ペルーは原住民が多い。南アメリカの独立は1800年代と比較的早く、アジア、アフリカは第二次世界大戦後までかかった。


・三角貿易

→ ヨーロッパから武器をアフリカへ、アフリカから黒人奴隷をアメリカへ、アメリカからプランテーション作物をヨーロッパへ。ヨーロッパの植民地だったラテンアメリカ・アフリカ系国はモノカルチャー経済で食べる作物も作れず輸入に頼ってる国も多い。


・サンバ

→  キリスト教の謝肉祭に、アフリカからラテンアメリカに連れて来られた黒人奴隷のアフリカ音楽が混ざり合い生まれた。


・ウユニ塩湖

→ 南米アンデス山脈や、インド・ヒマラヤ山脈、ヨーロッパ・アルプス山脈などは元々海底でプレートの衝突、隆起などで山脈となった。


・コンゴ民主共和国

→ リチウム電池に使われるコバルトの世界生産量7割。コンゴ民主共和国は、コバルトを中国に送り、中国がコバルトを世界の7割独占している。

国際報道2024 「コバルト採掘の実態」


国際報道2024 「気候変動 ウミガメにも大異変!」




・アフリカでのスマホGPS郵便

(上記グラフは割合を示す)



・アメリカのグランドキャニオンは柔らかいけつ岩と硬い石灰岩の交互積層の風化で出来ている。


・アイスランドのシンクヴェトリル国立公園

→ アイスランドは海嶺とホットスポットにより出来た世界で唯一の島。


・火山は海溝と並行して出来る。


・気候の違い

比熱の違いから海洋性気候は気温の年較差が小さく、大陸性気候は大きい。

・上昇気流の発生することこで雨が降りやすい。

※赤道付近は暑くて上昇気流(低気圧)、極付近は寒くて下降気流(高気圧)となる。


大気大循環と恒常風と気候と海流



《地球温暖化》

国際報道2024 「太平洋島しょ国はいま② 深刻化する気候変動」

NHK plus

https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024051027262



・インドネシア ジャカルタ(地盤沈下も)



・白化するサンゴ


・ウミガメの産卵


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・民主化度と経済発展


※2度の石油危機による石油価格の高騰が西側先進諸国の工業進歩を止め、金融空間へ、新自由主義へと走らせた。


・日本の原油の輸入先


・石油

未来予測反省会「石油は30年でなくなる!?」






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